2025年 年末のご挨拶

2025年も残すところあとわずかになりました。
本年もヒシダデンキをご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。

地域のみなさまの暮らしのそばで、日々の安心を支える仕事に携われること。
それを当たり前ではなく、ひとつひとつのご縁の積み重ねだと感じながら、一年を過ごしてまいりました。

本年も当社を支えてくださった皆さまに、まずは深く感謝申し上げます。

■ 2025年を振り返って

今年2025年は、乙巳(きのとみ)の年でした。
乙巳は「兆し」「内側の変化」「しなやかに調整していく力」を
象徴すると言われます。

振り返れば、たしかに今年は、大きく揺れる出来事の中に
「変化の芽」が潜んでいた一年でした。

梅雨明けが早く、例年以上に続いた猛暑。
落雷が相次ぎ停電も起こり、暮らしと自然の距離を、あらためて感じる夏となりました。

物価上昇や米不足、備蓄米が話題に上ったことも、“食の安心”に関する小さな不安を運んだ出来事でした。
毎日当たり前のようにあったものが「当たり前ではない」と気づかされる一年でもありました。

さらに、熊の出没が全国で相次ぎ、自然環境の変化がゆっくりと私たちの生活圏にも影響し始めていることを、肌で感じさせる出来事でもありました。

そして社会では、日本初の女性総理大臣が誕生し、政治・働き方・価値観に、新しい風が吹き込みました。
生成AIをはじめとするテクノロジーも進化を続け、暮らしを取り巻く環境は確実に“次の時代”へ向かっています。

派手な転換点というより、その手前の、静かにうねりが生まれるような一年。
まさに「乙巳」らしい“変化の兆しを受け取る一年”だったと感じています。

■ 乙巳の気配から、来年の丙午へ

そして来る2026年は、丙午(ひのえうま)の年です。
「丙」は太陽の光が強まり、内側のものが表へ
“姿をあらわす”ことを象徴します。
「午」は陽がもっとも高まる時刻で、
発展・飛躍・勢いを意味します。

つまり丙午は、“内側で育っていたものが、大きく動き出す年” といわれます。
乙巳が「変化の兆し」なら、丙午は「変化が表へ出る」タイミング。

今年感じた違和感や、心の中に芽生えた小さな問いや決意。
あるいは、日々の中で積み重ねてきた努力の種。
それらが来年、光の下で形になる可能性があります。
そしてこの“形になる”というのは、大きな発展だけを意味するものではありません。

  • 自分が大切にしてきた価値観が確信に変わる
  • 仕事や暮らしの方向性が自然と整う
  • 人とのつながりが深まり、新しい関係が芽生える
  • 胸の奥で温めていた想いが、行動に結びつく

そんな「人生のひらけ方」に光があたる年でもあります。

乙巳の一年をどう受け取ったかは、人それぞれ。
でも、どんな小さな変化でも大丈夫です。
来年、そこに光が差し込む可能性があるのが「丙午の力」なのです。

■ 来年への希望

社会は大きく動き続けています。
政治・経済・テクノロジー・環境──
そのスピードは誰にとっても未知で、
時に不安を感じさせるほどです。

しかし丙午の年は、外の変化にただ流される年ではありません。
自分が照らしたい方向に、太陽の光が差し込むような一年。
だからこそ大切なのは、“どこに光を当てたいのか” という心の選択です。

ヒシダデンキとして大切にしたいのは、時代がどれだけ変わっても、“安心して暮らすための小さな灯り” を守ること。

電気や設備のトラブルを解決するだけでなく、日々のちょっとした不安を取りのぞき、地域に住む方々が、
「ヒシダデンキがいてくれるから大丈夫」と感じていただける存在でありたい。
その思いは、変わることがありません。

丙午の力強い光が、みなさまの暮らしの中にもあたたかく差し込みますように。
私たちもまた、その光をひとつひとつ支える仕事を続けてまいります。

本年も、たくさんのご縁に支えていただきました。
お声をかけてくださったお客さま、
地域で見守ってくださる皆さま。
すべてのつながりに、心から感謝いたします。

来年2026年が、飛躍と希望にあふれる一年になりますように。
そして、みなさまのご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

本年も大変お世話になり、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

有限会社菱田電気商会
代表取締役 脇口 貴行

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